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keiji_digima blog by小山桂司

最新のデジタルマーケティングについての考察・情報収集をしています

経営者やマネージメント層こそ必要なデータサイエンティストの視点について

こんにちは、小山です。

最近インターネットや書籍等では、「オムニチャネル」、「DMP」、「アドテクノロジー」、「アトリビューション分析」、「マーケティングオートメーション」、「SNSを活用したプロモーション」等、ホットワードで良く見かけますが、難しい言葉ばかりがどんどん増えていき、混乱されている方々も多いと思います。

これらのことはマーケティング上では根本でつながっています。

いずれも、ユーザー(お客様)に関連した情報を統合したデータベースを構築して、一人一人に最適なタイミングで最適な情報をご提供するということを目指しています。

 

膨大なデータを分析できるデータサイエンティストという職種が日本でも需要が非常に高まってきていますが、私個人の意見としては、経営者やマネージメント層にこそデータサイエンティストの視点必要だと考えています。

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これは経営陣やマネージメント層が必ずしも自ら手を動かして、高度なデータ分析をしろということではなく、敬愛するピーター・ドラッカー氏の名書に「ネクスト・ソサエティ」というものがあります。

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

 

 この書の中でドラッカー氏は下記のように述べています。

経営責任者(マネージメント層)は、常に下記意識し問いかけなければならないと言っています。

  • どのような情報が必要か?
  • 誰から手に入れなければならないのか?
  • それはいつか?


しかし多くの経営者やマネージメント層は、売り上げや財務等の数字は良く見るのですが、上記について考えるのは、マーケティング部門や情報システム部等の技術系部門と考えているのではないかと感じます。ドラッカー氏もそれを警鐘されています。

経営判断をするのは最終的には経営者、マネージメント層であるわけですから、椅子に座っていれば、必要な情報が上がってくるわけではありません。

どんな情報が必要で、それは社内の誰にもしくはどの部門に指示し、上がってきたデータが判断材料として適切なものであるかという分析の結果値を読み取れる力が必要になってきます。=情報の使い方、指示の仕方を知っている経営陣

またデータサイエンティストも、これからは特に『問題解決型』のデータサイエンティストが重要となってきます。
ただ単に数値に強く、分析手法を知っているだけでなく、
こちらは、ビジネスの現場で起きている課題解決の糸口を、データ分析からから見つけ出す事の出来る人材です。

 

いろいろな経営者やマネージメント層にご相談いただきますが、良くあるのがデータ見ても分からない、「これまでの経験と勘で、それに日本の良くない慣習ですが努力・残業すれば結果はついてくるんだ」という経営者やマネージメント層にお会いすることがあります。

各企業大まかなKGI、KPIを設定していると思いますが、ここに客観的なデータが加わってくると精度が飛躍的に高くなります。
まだKGI、KPIを設定していない経営陣の方に簡単にご説明を致します。


KGI=「Key Goal Indicator(キーゴールインジゲーター)」の略で、日本語では「重要目標達成指標」と訳されます。

簡単に言いますと、「目的を達成できたかどうかを計測する指標」といことになります。

ex.)

  • 今年度は前年よりも売り上げを20%UPする
  • 半年で導入数を3000社増やす
  • 3か月でアプリランキング(androidiOS)のランキングTOP5に入る

などなど
具体的な数値を設定をします。

今年は来年より売り上げを上げるという漠然としたものはKGIになりません。
きとんと評価判断できる数値を設定します。

 

KPI=「Key Performance Indicator(キーパフォーマンスインジゲーター)」の略で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。
簡単に言いますと、「目的を達成するための過程をクリアできているかを計測する指標」ということになります。
KGIで目標値を設定して、それを達成するためには、どのようなアクションを実行しないといけないかを洗い出し、数値設定をして、それをクリアできているかを見る指標とります。
数値化してKPIとすることにより、過程過程でKPIを確認し、良かった点、悪かった点をしっかりと把握してPDCAを素早く回すことにより、KGIの目標値を達成ることに使づけていきます。


仮に、KGIを達成しなくても何が要因だったのかが数値化することにより、仮説が立てやすくなりますので、次の施策に生かせることとなります。

私も含め、企業の経営陣やマネージメント層がこういったKGI、KPIを意識して重要視し、データ分析の視点を経営に活かして頂けると、社内のデータサイエンティスト部門も力を発揮しやすくなりますし、モチベーションも上がると思います。
私も日々勉強です。

それでは最後に、

私の尊敬するドラッカー氏は多くの名言を残されています。
いつも挫折しそうになる時にとても励まされます。
毎回記事では心に残った名言もご紹介していきます。

 

ドラッカー氏の心に響く名言】

成し遂げたいことに

必要な条件を、

明確に把握すればするほど、
達成される確率は高まっていく。

by Peter Ferdinand Drucker(ピーター・ドラッカー

 

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